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Author:めざ特
某大学を卒業後、超有名メーカーに就職。
数年後、某特許事務所に転職。
10年以上、特許明細書、意見書などの作成業務に従事した後、退所。
現在に至る。

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広く書こう (6)
 審査請求をしても拒絶理由通知が来ない場合を考えましょう(ここでは拒絶理由として「進歩性なし」と、これに類する「新規性なし」「先願あり」について考えます)。 拒絶理由がない場合、拒絶理由通知の代わりに特許査定の謄本が届きます。これが届けば、あとは「所定の金額」を払うだけで特許を取得できます。大学受験に例えれば現役合格したようなものですから、めでたしめでたしと言いたいところですが、はたしてそうでしょうか。

 拒絶理由通知が来なかったということは、請求項が全て、前回示した図の破線の楕円(以下、破線円)の中にあったということになります。

 最も広いのが請求項1だったとします。この請求項1が破線円に近ければいいのですが、破線円より遥かに小さかった場合、請求の範囲を十分に広く書いていなかったことになります。すると、誰かが請求項1と破線円の隙間にある抜け道を狙って実施するかもしれません。つまり貴方の特許権を侵害することなく貴方の特許の旨味を得てしまうのです。

 では拒絶理由通知が来た場合はどうか。この場合は、請求の範囲が十分ひろく書かれていたことになります。これなら抜け道を発見されても「あそこまで広げたら特許性(進歩性)がなくなるのだから仕方がない」と諦めが付きます。

 「広くしつつ特許を取得せよ」は無いものねだりなのでご遠慮ください。何度もいうように、請求の範囲の広さは抜け道の少なさと直結します・だから、請求の範囲の広さこそが特許事務所の仕事のクオリティだと信じています。「さも難しそうな書類を書くこと」でも「誤字の少なさ」でもないのです。

 拒絶理由通知が来ることなく特許査定の謄本が届いて、喜ぶお客さんが時々いますが、特許事務所は冷や汗ものです。なにしろ「広く書くのを怠ったのでは?」とお客さんから非難されても仕方ないのですから。

 ですから前にも言ったように、拒絶理由通知は来た方がいいのです。発明から特許取得までの流れで、拒絶理由通知が来るパターンを示した理由もこれです。問題になるのは、通知された拒絶理由を解消できないことです。
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