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Author:めざ特
某大学を卒業後、超有名メーカーに就職。
数年後、某特許事務所に転職。
10年以上、特許明細書、意見書などの作成業務に従事した後、退所。
現在に至る。

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強く書こう (2)
 前回、構成要件と「詳細な説明」の構成の対応関係を書くといいと言いました。

そんなことをしなくても、請求の範囲と

詳細な説明で名称を統一すればいい


という人もいそうですが、これは賛成できません。

 まず「請求の範囲」の記載を「詳細な説明」に揃える(例えば、弾性部材と書かずにコイルばねに統一する。以下、これにならいます)と、コイルばねに限定されるので、権利範囲が狭くなってしまいます。
 また、詳細な説明に「コイルばねを板ばねに替えてもいい」と書くと、これは請求の範囲に反した記載をしたことになるので、拒絶理由になります。この場合、補正により請求の範囲のコイルばねを板ばねにしたり、板ばねを加えたりすることも基本的にできません。「コイルばねを用いる」と請求の範囲に書いてしまったのですから。

 逆に、「詳細な説明」の記載を「請求の範囲」に揃える(例えば弾性部材に統一する)と、「弾性部材は何を指すのか」という問題が発生します。以前説明したように弾性部材の外延をいろいろ書こうとすると、「弾性部材として板ばねやスポンジを用いても良い」等と書くことになるでしょう。これでは弾性部材が、コイルばねという外延と、板ばねやスポンジの上位概念とを兼ねた不思議な言葉になります(下図)。「外延が不明である」という拒絶理由を通知する審査官もいます。

20070920162919.gif


 こんなことなら、請求の範囲では「弾性部材」とし、詳細な説明で「コイルばね」を用いた実施の形態(実施例)を示し、「コイルばねは本発明の構成要件である弾性部材に相当する。なお弾性部材としてコイルばねの代わりに板ばねやスポンジを用いても良い」と書いた方がすっきりします。

 ときどき請求の範囲に、図面で用いた符号を使っているものを見かけます。例えば・・・

【請求項1】 円筒部1と、該円筒部1に回転可能に取り付けられた竿部3と、該竿部3および前記円筒部1を・・・
 
 これは、あまり感心しません。構成要件が図示されたものに固定されかねません。
 発明の内容はできるだけ広く書く。狭く解釈されないように配慮して書く。これがコツです。
 
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