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Author:めざ特
某大学を卒業後、超有名メーカーに就職。
数年後、某特許事務所に転職。
10年以上、特許明細書、意見書などの作成業務に従事した後、退所。
現在に至る。

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強く書こう (6)
 今回は出願時の書類の書き方に戻ります。

「広く書こう」のシリーズで言うべきだったかもしれませんが、広く書こうとするあまり、記載が不明瞭になってしまう場合があります。これについて幾つか注意します。

[請求の範囲に使うべきではない言葉]

  所定の~  ~等  約~

 これらの言葉が請求の範囲に用いられていると、それだけで「不明瞭」と言ってくる審査官がいます。ですからこれらの言葉を使うのは控えましょう。

【請求項1】 所定の記憶装置から所定のデータを取り出し所定の条件が成立した場合に、所定の処理を行い・・・

 これはひど過ぎるにしても、これに近い請求の範囲を書けと言う大企業がいます。広く書こうという方針・意気込みはいいのですが、これは抽象的過ぎます。

 どうしても使いたければ、それ(例えば「所定の条件」)はどういう意味かをしっかり説明しましょう。私のお勧めは「所定の」の代わりに「予め定められた」を用いることです。広辞苑で「所定」を引くと「定められた」と書いてあります。

 同時に定めたり後で定めたりすることは実質不可能なので、「予め定められた」は結局「所定の」と言っているのと同じです。しかし審査官の中には「所定の」を「何らかの」と同義語くらいに思っている人がいるので「所定の」を避けることに意味は有るのです。(念のため「予め定められた」とはどういう意味かも明細書で説明しておきましょう)

 「等」を使いたくなった場合は、上位概念語やその代表となる語を使い、その意味を明細書で説明しましょう。以前「定義」で説明したように通常、意味するところよりも広い意味にしても構いません。「本発明では、かくかくしかじかの意味とする」と明細書にしっかり書いておくことが重要です。

 「約」の後には数字が付くのでしょう。数値限定という請求の範囲の書き方があるので数字を使うのは悪くないのですが、範囲が狭くなりがちなので私は面白みを感じません。 それに、従来品が持っていた部材の個数を変化させただけでは設計変更程度だ(進歩性なし)といわれる可能性が高いです。 本発明において、本当にその数値は重要ですか? もう一度、検討してみてください。
 
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