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Author:めざ特
某大学を卒業後、超有名メーカーに就職。
数年後、某特許事務所に転職。
10年以上、特許明細書、意見書などの作成業務に従事した後、退所。
現在に至る。

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進歩性とは (4)
前回まで3回に分けて、進歩性を確保する手法について説明しました。

もう一度まとめると、

従来技術にない構成と、

  それによる課題の解決が重要


ということです。

実は、進歩性を確保する手法はもう一つあります。それは、課題の共通性、機能・作用の共通性、技術分野の関連性といったものの無さから、従来技術との違いを述べるという手法です。本ブログでは、この手法をパターンB、前回まで解説した効果を用いた手法をパターンAと呼ぶことにします。

しかし、このパターンBは難しいのです。「従来技術と比べて、さしたる利点はない(あるならパターンAにすればいい)けれど、作用(等)が全く異なるから進歩性がある」と主張することになります。

まず、発明が難しいです。パターンBで特許をすんなり取得できる発明は、
 ・従来技術に比べて格別優れている点はないが、動作原理などが従来技術とは全く異なる装置を開発した
 ・現段階では何に使えるか全く不明だが前代未聞の不思議な物質の開発に成功した
等の場合でしょう。

 本ブログは一攫千金を目指す個人発明家や、知的財産部門にまで手が回らない小さな企業を対象にしています(もちろん、それ以外の人が読んでいただいても結構だし、十分参考になる内容にしているつもりです)。こうした方々が上記のような発明をするのは極めて難しいです。大企業の基礎研究所とか大学等の研究機関でないと開発は無理でしょう。私は東証一部上場企業の発明の明細書も数多く書きましたが、パターンBで書いた発明はありませんでした。全てパターンAです。

 また、審査段階でも難しいです。特に意見書の場合、審査官が既に「進歩性が無い」と認定しています。効果を発生させること無く(発生するならパターンAにすればいい)、作用等を変更するための補正をするのは難しいので、補正なしで反論することになります。これは審査官に「貴方の認定は誤っている。もっとよく読んでくれ」と言っているようなものです。これでは心証が悪いでしょう。
 私は、効果がろくに言えないので、仕方なくパターンBの意見書を書いたことがありますが、案の定、特許を取得できませんでした。

 ですから、前回まで説明したとおり、パターンAの主張ができるような発明をし、明細書を作成しましょう。
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