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Author:めざ特
某大学を卒業後、超有名メーカーに就職。
数年後、某特許事務所に転職。
10年以上、特許明細書、意見書などの作成業務に従事した後、退所。
現在に至る。

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進歩性を認めさせる1
 審査官が審査基準を無視するとすれば、出願人(発明者)には為すすべがないようにも思える。これから少しの間、審査官がうっかり特許査定をする(笑)ような記載を提案していく。当ブログは、進歩性を確保すれば特許されるという立場をとるから、進歩性があることを審査官に認めさせれば良い。

 これまでにも説明したように、審査官に進歩性を認めさせるためには、審査官が示す引用文献にない構成と、それによる効果を主張するのが有効だ。
 請求の範囲は、複数の構成に分けて書くことが多い。例えば、「AとBとCとDとを備えたことを特徴とする装置」という書き方をよくする。これに対し、機能的記載と言う手法がある。例えば、「タンクAに貯蔵された液体の温度が60度以上になったときにバルブを開放することを特徴とするバルブ制御装置」という記載がそうだ。

 これを構成的に記載すると、「タンクAに貯蔵された液体の温度が60度以上になったときにバルブを開放するバルブ開放手段を備えたことを特徴とするバルブ制御装置」となるだろう。

 広さを確保しやすいという点では抽象的に書くこともできる「機能的な記載」が有利だ(上記例では殆ど差がないが)。だが、機能的な記載は軽い印象を抱かれがちだ。だから、たとえ審査官がサーチした文献の中に、そのものズバリと言うものが見つからなくても、「このようにすることは当業者が適宜なしえる程度のことだ。だから進歩性が無い」と認定される恐れがある。

 これに対して構成的な記載は、バルブ開放手段が先行技術文献の中にないことを認めさせることができる。そしてそのバルブ開放手段による有利な未解決の効果を主張すれば、進歩性判断の審査基準を満たすことができる。杓子定規に審査基準を守る審査官なら、これで特許査定をくれる。

 だから当ブログでは構成的な記載をオススメする。

 「このバルブ開放手段ていどのものならサーチで簡単に見つかるだろう」というご批判があるかもしれない。確かにそうだが、これについてはご容赦いただきたい。仮に、(こんなことはないと思うが)私が当ブログを書籍化するとしよう。この場合、私がブログ中で紹介した発明を、進歩性(新規性)のある発明として紹介することができない。なぜなら、ウェブで公開することも新規性喪失事由の一だからだ。例として挙げる発明に進歩性が必要なら、書籍化したり、講演などで発表したりする都度、発明をする必要に迫られる。これはしんどい。だから、どの道、進歩性のないものを発表する可能性があるなら、はじめから進歩性がなくてもよいだろうと、こうした発明を例示している。
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